三重県の南部地方にあたる度会郡大紀町にある、大内山動物園をご存じですか?
動物園としては珍しい、個人経営の動物園です。私も子供が小さい頃、連れて行ったことがあります。
当時は、お世辞にも綺麗な動物園とは言えず、チンパンジーに唾を吐かれて子供が泣いてしまった記憶が残っています。
調べてみたところ、1970年(昭和45年)に、当時は大内山村の前園長の脇正雄夫妻が10種類ほどの動物で「大内山脇動物園」として開園したそうです。
入口のところで奥様のハンドメイドの商品も販売していた記憶があります。
経営難から、1993年(平成5年)時点で三重県多気郡多気町にある五桂池ふるさと村にある「花と動物ふれあい広場」に統合することで合意していたようです。
しかし統合はされないまま、大内山村で脇夫妻が経営していましたが、園長の体調不良と経営難から荒れ果てていました。
2008年に脇園長の体調悪化で他界し、現園長の山本清號氏が引き継がれることになります。
経緯は大内山動物園のホームページにも記載されているので見てください。
山本園長が引き継いでから、ドンドンと大きくなり、たくさんの動物達がいます。
県内の小学校も遠足で訪れるようになりました。大型連休の時などは県外からも訪れ人がたくさんいます。
Xの投稿にも挙がりバズっていました。興味が沸きませんか^^
そんな大内山動物園を詳しくご紹介したいと思います。
動物の種類
大内山動物園にはライオン、エミュー、ワオキツネザル、リスザル、ポニー、ブタ、ダチョウ、アライグマなど、多様な動物がいますよ。
驚くことにゼニガタアザラシやコツメカワウソもいます。
まるで水族館も兼ねているかのような、個人経営の動物園ですね!
訪問時のポイント
小規模な動物園であるため、子ども連れでの訪問に適しており、餌やり体験も可能です。
ライオンやツキノワグマなど迫力ある動物も近くで観察できます。
他の動物園と比べると大内山動物園は、至近距離で動物を観察することができます。
園内にはあまり聞きなれない名前の動物たちもいて、ホームページには大内山動物園にいる動物の図鑑が掲載されていて、ほ乳類だけでも31種類の動物たちが掲載されています。
アクセス方法
紀勢自動車道・紀勢大内山ICから車で約10分、またはJR紀勢本線・大内山駅から徒歩約30分でアクセス可能です。
JR紀勢本線は1日の運行数も少なし、徒歩でも結構な距離があるので、車で来園するのがベストです。
料金・年間パスポート
入場料
大人料金 | 子ども料金 |
2,000円 | 500円 (2歳以下は無料) |
コンビニで大人料金+動物のエサ 2,100円が2,000円になる、お得な前売り券が購入できます。
体験コーナーでは、動物のエサやりができて、100円で販売されています。
その他の割引料金もあるので、ホームページを見てくださいね!
年間パスポート
大人料金 | 子ども料金 |
8,000円 | 3,000円 |
近場の人で何度も訪れることができるなら断然、お得な年間パスポートですね!
駐車場料金
土日祝行楽シーズンのみ(お盆・お正月)は1台につき500円で時間制限はなしです。
第1~第4駐車場があるので、車で来園しても止められないということはないので安心してください。
まとめ
個人経営で珍しい動物たちと触れ合うことができる大内山動物園に夏休みに来園されてみてはいかがでしょうか。
大内山は「大内山牛乳」が有名で濃厚な味わいで、大内山動物園の近くで「大内山牛乳」を使ったソフトクリームが食べられます。休日は大勢の人で賑わっています。
大内山動物園から20分程の距離には、度会郡大紀町にある伊勢神宮の別宮の滝原宮があります。
こちらも是非、足を運んでみてはいかがでしょう。厳かな空気を感じます。
滝原宮から30分ほどで多気郡多気町にあるヴィソンがあります。
こちらでは食べ歩きや、店内での食事・お風呂や宿泊施設もあるので、こちらも足を運んでみてください。
1日では足りないくらいのボリュームになりますので、宿泊をご検討して頂いて楽しむことをおススメします。
最後までお読みいただきありがとうございました^^
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