三重県の紀北町という町をご存じですか?平成17年に合併する前は紀伊長島町という名前でした。
きほく燈篭祭の歴史は長いです。1928年(昭和3年)、旧紀伊長島町の赤羽川の川開きイベントとして、当時の青年団が数百羽の都鳥型燈籠を流したのが燈篭祭の始まりだそうです。
当時、熊野路の夏の風物詩として全国に広く知れ渡っている祭りだったようですが、若者達が就職で県外に出て行ってしまったり、資金難から1974年(昭和49年)を最後に中断することとなったようです。
それから時は流れ1987年(昭和62年)に、地元の商工会青年部を中心とする若者たちが集まり、旧紀伊長島町への未来、以前は全国に知れ渡っていた伝統行事の復活への熱い思いが終結し燈籠祭を復活させました。
製作した巨大燈籠は長さ35mを超え、更に華麗な姿となって13年ぶりに蘇ることとなりました。
コロナ過には中止をせざるを得なかった時期もありましたが、2024年7月27日(土)、「きほく燈籠祭」が開催されます!
この記事では、きほく燈籠祭の見どころや開催時間や場所、駐車場について詳しくご紹介します。
きほく燈篭祭りとは
きほく燈籠祭は、大燈籠と花火の共演が特徴です。
主役である大燈籠は毎年異なるテーマで演出され、海上を移動したり、光を放ったりします。
その動きに合わせて花火が打ち上げられ、タイミングや開花の瞬間まで計算されたプログラムが展開されます。
大燈籠と花火が一体となる瞬間や、山に響く花火の爆音など、ここでしか味わえない迫力満点の演出が魅力です。
また、この花火大会でしか見られない「彩雲孔雀」も見逃せません!数十個の花火が一斉に上がり、夜空に虹のようなアーチを描き、孔雀が羽を広げたかのように見えるこの打ち上げ方法は、「彩雲孔雀」と名付けられています。
ぜひ現地で美しい花火をご堪能ください。
大燈篭について
大燈篭は毎年テーマが違います。2020年~2021年はコロナ過で開催はできませんでしたが、この大燈篭を作るために、実行委員のメンバーを中心に制作されています。
毎年製作される大燈籠は、町に伝わる民話の主人公や縁起物をモチーフにして製作しているそうです。製作には、町民の老若男女たくさんの方々が参加され、町内の保育園、幼稚園、小学校、中学校の生徒さん達も箱型燈籠を製作してもらい、町を挙げて作っていく体験型、交流型の祭として発展させてきました。
今年は、どんな大燈篭がお目見えするのか楽しみですね!
きほく燈篭祭について
きほく燈篭祭の開催に関する情報を調べてみました。
開催日時
きほく燈籠祭は、2024年7月27日(土)の20:00~21:00に開催されます。
開催場所
開催場所は、「〒519-3205 三重県北牟婁郡紀北町長島 長島港」です。
会場内には駐車場がありませんが、徒歩またはシャトルバスで移動できる範囲に有料(1,000円)や無料の駐車場があります。
有料チケット
有料チケットはありません。
きほく燈籠祭の評判・口コミ・花火画像
過去にきほく燈籠祭を訪れた方々の花火画像や口コミをご紹介します。
まとめ
海辺での花火は水面に写ることで、より一層、綺麗さが増します。現地で迫力の大燈篭と彩雲孔雀を見てみませんか?
近年は夜であっても暑さ対策は怠らないようにしてください!水分補給もしっかりと!
年に1回の「きほく燈篭祭」をぜひ、楽しんてください。
最後までお読みいただきありがとうございました^^
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