週末だけでも大丈夫?犬の散歩は毎日が理想

お役立ち情報
記事内に広告が含まれています。

犬を飼う上での大きな課題と言えば、やはり「毎日の散歩」です。仕事などで忙しいと、毎日犬を散歩に連れて行くのが難しいこともありますよね。
しかし、皆が毎日散歩を欠かさず行っているわけではないのが現実です。それでも、犬の散歩は非常に重要で、理想的には毎日行うべきです。

悪天候などで散歩に出かけられない日もあるかと思いますが、「小型犬は週末だけで十分」という考えは避けた方が良いでしょう。犬種にかかわらず、散歩を必要としない犬はいません。

本記事では、犬を新たに迎え入れようと考えている方向けに、以下の点を詳しくご紹介します:

  • 犬の散歩の重要性
  • 犬にとって必要な1日の運動量
  • 散歩を怠るとどうなるか
  • 散歩が困難な場合の対処法

これらの情報を踏まえ、賢く犬のケアを行っていきましょう。

スポンサーリンク

毎日の散歩が難しい?小型犬や室内飼いの犬にも必要な注意点

小型犬や室内飼いの犬には散歩がそれほど必要ないと思われがちですが、この考えは間違いです。

実は、小型犬にも最低限、毎日30分の散歩が推奨されています。ただし、散歩時間が長過ぎると、小型犬の体に負担を与えてしまうため、適切な時間に抑えることが重要です。

中型犬にとっては、一日に2回、各30分の散歩が理想的です。しかし、忙しさなどの理由で2回散歩に連れて行くのが難しい場合は、走らせる時間を増やすことで適切な運動量を確保し、ストレスの解消にも役立てます。
例えば、河川敷で飼い主が自転車で移動し、犬が全力で走ることは、中型犬に適した運動方法です。

大型犬はさらに多くの運動を必要とするため、毎日2回、それぞれ60分の散歩が求められます。
大型犬を飼う際には、家族間で散歩の担当を分担するなど、事前の計画が不可欠です。

散歩ができない日の過ごし方については、記事の後半で具体的な方法を紹介します。

犬の散歩が必要な4つの理由

犬にとって毎日の散歩はなぜ必要なのでしょうか?その理由は以下の4つがあります。

1. 排泄の習慣

犬は散歩を通じて排泄活動を行います。散歩中にマーキングをして自分の縄張りを示すことで、その地域の他の犬に自分の存在を知らせます。

2. 社会性の向上

散歩は犬が社会性を身につける絶好の機会です。外の世界でさまざまな匂いを嗅ぎ、他の犬や人と交流することで、犬の行動や対人スキルが向上し、社会的に調和のとれた存在として成長します。

3. 精神的・肉体的健康

室内だけで過ごす時間が長いと、犬は運動不足やストレスを感じることがあります。
自然の中で新鮮な空気を吸い、様々な刺激に触れることで、犬の神経系が活発になり、心身の健康が保たれます。

4. 飼い主との絆

散歩は飼い主と犬との絆を深める貴重な時間です。一緒に過ごすことで信頼関係が強まり、犬の問題行動が減少することにも繋がります。

スポンサーリンク

散歩に行けない日の対処法

散歩ができない日がある場合の対応策は以下のようになります

  • 翌日の散歩時間を延長:散歩ができなかった分を補うために、翌日は通常より長めに散歩を行います。
  • 室内での遊びを充実させる:家の中で犬と積極的に遊び、運動をさせます。フリスビーやボールを使った遊び、ジャンプを伴うアクティビティや引っ張りっこなどが運動不足の解消に役立ちます。
  • 他人に散歩を依頼する:友人や知人に犬の散歩を頼むことも一つの選択肢です。

これらの方法を取り入れることで、犬が健康で活動的な生活を続けられるようサポートします。

すべての犬に散歩は必須!散歩を怠るとどんな問題が起きるのか?

犬種を問わず、すべての犬に毎日の散歩は必要ですが、散歩を怠った場合、どのような問題が起こりうるのでしょうか。

運動不足とその健康リスク

散歩が不足すると、犬は必要な運動量を得られず、肥満に陥りやすくなります。肥満は人間と同じように、犬にも様々な健康問題を引き起こします。

糖尿病や関節炎がこれに該当し、これらの病気は免疫力を低下させ、さらには関節に負担をかけ、炎症や歩行困難を引き起こします。

排泄問題

散歩は犬が排泄を行う主要な機会です。この習慣がないと、家内でのトラブルが増えるだけでなく、長時間の排泄を我慢することで膀胱炎などの健康問題を招く原因となります。

*精神的健康への影響

外の刺激が少ない生活を送っている犬は、認知症の進行や情緒不安定になりやすいです。外での活動は脳に良い刺激を与え、心理的な健康を保つのに役立ちます。

散歩不足は、ストレスの蓄積や攻撃性の増加、過度な吠えなどの問題行動を引き起こすことがあります。

社会性の喪失

散歩を通じて、犬は他の犬や人との交流を経験し、社会的スキルを磨きます。これらの機会が欠けると、犬は不安定または臆病になりがちです。

まとめ

犬の健康には散歩が欠かせないということが大切なことだと認識されています。犬も人間と同様、運動が必要なのです。

犬を飼うことを考えているなら、毎日の散歩がいかに大切かを理解し、それを楽しむことができるかを考慮することが重要です。
散歩を煩わしいと感じた場合、犬も飼い主の気持ちを察してしまうため、散歩を楽しむことが難しくなります。

散歩をしながらスマホを見ている飼い主を見かけることがありますが、出来ることなら犬の行動をしっかり見て話しかけながらの散歩をおススメします。
飼い主と犬とのコミュニケーションが取れて信頼関係も築けることが出来るようになります。

また、飼い主自身も犬との散歩を通じて気分をリフレッシュし、運動不足を解消することができるため、健康に良い効果があります。これはまさに一石二鳥の効果です。

犬との生活はとても楽しく幸せな時間を過ごすことができます。でも一緒に過ごす時間は人間と比べると本当に短い時間です。
この世で巡り合った愛犬との楽しい時間をたくさん作って欲しいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました^^

タイトルとURLをコピーしました